4.少しでも被害を軽くしたい

被災経験者が語る「地震への備え」

いつ発生するかわからない地震による被害を少しでも軽くし、早く日常生活を取り戻すにはどうしたらよいでしょう。

※イラストをクリックしてみてください

家具の配置、整理整頓
家具類の転倒防止の対策
落下防止対策
液晶テレビやパソコンモニターはロープを使って固定
食器棚扉のロック
キャスター式の椅子などのロック、足にカバー

被災経験者によると、「家具の転倒防止対策がとても大事」という声が多くあります。
また、ゆれにより、家具などの落下や、収納物が飛び出す危険はないか、部屋を見渡してみましょう。

食料などの備蓄
定期訓練
住宅用火災警報器を設置
避難ルートの確認
避難場所の共有
耐震補強
地震保険の加入

たとえば…

  • 食料品や生活必需品は、日ごろから備えておきましょう。
  • 学校や会社などの避難訓練に参加し、消火機器の使用方法を学びましょう。
  • 避難ルートは前もって確認しておきましょう。
  • 自宅などの耐震性に不安があれば、チェックを受けてみましょう。

生活再建にむけて

被害の程度にもよりますが、被災者の意見では、モノ、経済、ひとのつながりなど、くらしの基盤を作り直すことが、とくに重視されています。

  • 仮設住宅への入居
  • 会社の再建、業務の再開
  • 仕事への復職、学校の再開
  • 労働・賃金(公的補償制度)
  • 家(住宅)の補修再建

公的な支援制度や補償制度も利用し、今後のくらしを考えていきましょう。

地震に備えることはとても大切なんだ。
日頃から防災意識を心がけ情報も集めておこう。