国際業務支援

損害保険事業のグローバル化や、会員保険会社における海外への積極的な事業展開等の状況を踏まえ、当機構においても業界全般の国際的な業務展開等を支援する取り組みを実施しています。

二国間支援

主にアジア諸国からの協力・支援要請に基づき、各国の損保市場の安定的な成長のため、それぞれの国の状況に合わせた技術支援を行っています。
アジア各国の損害保険市場をみてみると、損害保険事業の基盤となる統計インフラの整備や、公平かつ安定的な損害保険制度を運営するための仕組みづくりに課題を持つ国が多くあります。そのような課題を持つ国に対して、当機構のノウハウ・情報の活用を通じた技術支援を行っています。支援に際しては、金融庁や一般社団法人日本損害保険協会(損保協会)、独立行政法人国際協力機構(JICA)等とも連携し、保険監督機関や損保会社を対象としたセミナー(ワークショップ)等の開催や、日本への研修受入れ等を行っています。
現在は、主にインドネシア、ベトナム、ミャンマーの3か国を対象に支援を行っています。

IIRFA

IIRFAとは「Insurance Information and Ratemaking Forum of Asia(アジアにおける保険情報および料率算出フォーラム)」の略称です。
アジアにおける料率算出・統計団体が主催する年に一度のフォーラム開催および、団体相互間での意見・情報交換を行い、各団体の業務にかかわる知見・技術の向上に役立てることを目的としています。IIRFAには現在8つの国と地域(日本、韓国、台湾、タイ、マレーシア、インド、中国、インドネシア)の料率算出・統計団体が参加しています。

IIRFA2023を東京で開催(2023年11月公表)

各国への支援活動の内容

インドネシアの損害保険市場とその課題(2022年12月公表)

ベトナムの損害保険市場とその課題(2021年12月公表)

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